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2015年10月3日(土) 東京理科大学Bellissimo インタビュー記事
昨年立ち上がったチームながら2年連続東京理科大学の頂点に立ったBellissimo。
本大会のダークホースとなるか―。
取材:田中菜津美(早稲田大学理工サッカー部)
東京理科大学に突如現れた期待の新星Bellissimo。
そんなBellissimoの知られざる秘密に迫るべく、キャプテン、副キャプテン、マネージャーに話を聞いた。
―まず最初に、チーム紹介をお願いします。
東京理科大学のBellissimoです。Bellissimoは去年6月に自分たちだけで作ったサークルで、発足2年目です。Bellissimoにはイタリア語で「美しい男たち」という意味があります。プレイヤーは全体で25人、マネージャーは9人です。
全員基礎工学部という学部に所属していて、1年次は北海道の長万部という場所で全寮制の生活していました。北海道にいる頃から皆でサッカーをしていて、2年生になり、ここ葛飾キャンパスに移動して新しくサークルを作りました。24時間365日共に生活をしていた仲間なので、本当に仲が良く気を遣わない、とても雰囲気の良いチームだと自負しています。


―普段、練習はどのように行っていますか?
練習は週1, 2回行っています。キャンパスの隣の人工芝のグラウンドを借りています。授業が忙しいので授業が始まる前の朝早くか、夜に練習をすることが多いです。練習には15人程度来ます。基本的に半面でコートを借りていて、ミニゲームをしています。人数が揃わない時はペナルティエリアの中で更に小さいミニゲームをしたり、ディフェンス・オフェンスに分かれてのゲームをしています。




―8月に行われた学内戦の感想を教えてください。
予選に昨年苦戦したチームが2つとも同じブロックにいたので、抽選の時点から激戦になることを予想していました。昨年は天候に助けられた部分もあり、今年気温が暑かったら厳しいだろうと思っていました。学内戦当日は天候がころころ変わる日でしたが、自分たちの試合の時は雨も降らず暑すぎず運に恵まれたな(笑)と思っています。正直優勝できるとは思っていませんでした。
昨年も苦戦したPOSとの試合は相手の守備が非常に固く、なかなか点が決めることができず辛い試合でした。ラストワンプレーで点を決め、勝つことができすごく嬉しかったです。


―プレイヤーにとってマネージャーはどんな存在ですか?
マネージャーも一年次の寮生活の時から友達の、とても仲のいい人たちです。最初はサークルを新しく作るから手伝って!という感じで一緒に始めましたが、我儘な僕たちプレイヤーに嫌な顔ひとつせずに仕事をしてくれて、本当に本当に有り難い存在です。とても優しいマネージャーたちです。大会の時には応援に来てくれて、コップに入れて飲み物を渡してくれたり、時間をはかったりしてくれます。


「一人一人が気持ちで負けないように」

―本大会での注目選手を教えてください。


注目選手一人目は、三年生の横江歩(よこえあゆむ)選手です。スピードを活かした縦への突破力が持ち味で、キレのある切り返しで相手を翻弄します。加えて高さもあります。
二人目は松岡岳志(まつおかたけし)です。緩急自在の独特なリズムで相手を置き去りにするドリブラーです。一対一に絶対の自信を持ちます。
僕たちのチームはサイドの攻撃を武器にしているため、この二人を中心にサイドを活かした攻撃を行っています。


―本大会への意気込みをお願いします!
去年は日大経済サッカー部に完敗しました。今年は予選リーグに立教大学サッカー愛好会、青山学院理工サッカー部、東洋大学Liberteと自分たちより格上のチームがいます。予選から激戦が予想されるため、皆も弱気になりがちですが一人一人がまず気持ちで負けないようにしたいです。第一試合が立愛ですが、立愛の大応援にも強気でいこうと思います。本大会に応援に来てくれるマネージャーのためにも頑張りたいです。




東京理科大学Bellissimo 予想フォーメーション

磯野

横江    細川    松岡

南     寺西

 矢野   小倉   早瀬   藤井

根岸


(左)キャプテン 南 昇吾(みなみ しょうご)
1994年 6月20日生まれ
埼玉県立所沢北高校出身 副キャプテン
ドリブルやトラップなどを高いレベルでこなす、オールラウンドプレイヤー。
縦への推進力でチームを引っ張る。キック力も持ち味。
チームの浮沈の鍵を握るキャプテン。

(右)副キャプテン 寺西 諒人(てらにし りょうと)
1993年11月3日生まれ
北海道札幌市立新川高校 副キャプテン
高校時代は公立校ながら北海道8強に入った経歴を持つ。
一対一に強い選手。センターバックとボランチの両方をこなす。
試合の流れを的確に読み、チームを勝利に導く。


決して知名度が高いとは言えないBellissimoだが、今後更に活躍の場を広げていくことだろう。 これからの活躍に期待だ。