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2017年10月12日 東京大学 Speranza

「楽しみながら、勝ちを目指す。」圧倒的頭脳派集団のプレースタイルに迫る!

(取材・写真 松本真美)
東京大学 Speranza

白熱した東京大学学内戦において、数々の接戦を制し、見事優勝した東京大学Speranza(スペランツァ)。
代表、副代表に本大会に向けた想いを語ってもらった。

-練習について教えてください。

週に3回、朝の7時から10時まで真面目に活動しています。朝に活動するので勉強との両立ができます。
放課後は勉学に勤しんだり、自由に各々の時間を過ごしています。練習頑張る分、授業は眠くなっちゃうんですけどね(笑)

-普段からどういうことを意識して練習に臨まれていますか?

東大リーグで優勝することをチームとして目標としているので、そのことは常に意識しています。
他の東大のサークルとかは楽しむことが一番だったりすると思うんですけど、自分たちのチームはサッカーがしたくて集まってくる集団だと思っています。
じゃないと朝早くに練習なんてこれないです(笑)

-ではずっとサッカーやってきた人が多いんですね。

いや、そんなこともないです。元将棋部の人もいるし。初心者も広く受け入れています。
でも練習でメキメキ力をつけて、試合出て点とっちゃったりもします。本当に、真面目にそして楽しみながら勝ちも目指す、の一言に尽きます。

-素晴らしいですね。今回の東京大学学内戦は接戦が多かったと思うのですが、いかがでしたか?

そうなんです。通算6試合で5得点、予選二勝二分け、通算成績三勝三分けでした。なかなかに接戦でしたね。しぶとく粘りました。守備的なチームです。

-朝早い練習とのことですが、マネージャーさん達も練習に参加されていますか?

マネージャー大妻、聖心、本女を中心としたインカレで、各代に約五名います。
プレでも起きるのが本当に辛いんですけど、毎回三名~来てくれています。感謝しかないです。

-先ほど、接戦が多かったとのことですが、今年の東大カップの感想を教えてください。

Bチームは寄せ集め見みたいなところはあるんですけど、総力戦でいい結果がついてきたのでよかったです。

-スぺ全体、チーム全体としてはどのような気持ちで臨まれましたか?

やはり去年優勝したので、どこかのチームは絶対優勝したいという気持ちはありました。
受験勉強で培ったしぶとさで戦いました(笑)

-他の東大のチームに対して意識していることはありますか?

駒場FCとかは毎年強いので意識はしていますね。サカパやブルスポみたいな、いわゆる学内でうまいチームを特別に意識して、みんなで作戦立てていました

-どのような作戦ですか?

基本守備的なんです。守備をみんなで頑張って、僕らの売りはスピードなんで、ひたすら奪った後速攻しかけて、少ない点を守り切って勝つ。
そういうプレースタイルを得意としています。

-東大の学内戦は東大生の方々が自分で運営されているのが特徴的だと思うのですが、苦労はありますか?

運営をやりながら、大会に出ているという点では一目置かれていると思います。
どのサークルも協力してちゃんとやってくれているので、大変ではありますが、苦ではないです。

-本大会に向けての意気込みを教えてください。

攻撃を頑張りたいです。優勝できなかったAチームのメンバーは攻撃が得意なので、
本大会ではAチームとBチームをうまく組み合わせて守備のチームから攻撃の面で成長していけたらいいなと思います。

-勝敗面での目標はありますか?

去年を上回る成績を残したいです。勝ち点四以上ほしいです(笑)出るたびに成長していきたいです。もちろん予選突破目指します。

-プレありきのマネと言われますが、皆さんにとってマネージャーさんはどのような存在ですか?

マネージャーはプレを超える真面目さで支えてくれています。早起きもそうだし。頭が上がらない思いです。

マネージャーさんにもお聞きしました。

 

 

-あなた達にとってプレーヤーはどんな存在ですか。

サッカー好きの少年のよう思う時もあるけど、何かあれば話を聞いてくれるし頼りがいのある頼もしい存在です。(笑)
出るたびに成長していきたいです。もちろん予選突破目指します。

-マネージャーのやりがいはなんですか。

マネージャーの仕事として当たり前にやったことでも、必ずお礼を言ってくれるところにやりがいを感じます。

とにかく「真面目であること」を何よりも大切にする東大Speranza。
頭脳派集団は果たしてどのような一手をうってくるか。彼らから目が離せない。

―代表プロフィール

(左)キャプテン 吉田勇人
1998年3月31日生 芝高校

(右)代表 松嶋篤志
1996年5月31日生 駒場東邦高校