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2015年7月24日(金) 日本大学法学部サッカー部 インタビュー記事
5年ぶり2度目の本大会出場を決めた日本大学法学部サッカー部。
自慢のチームワークの秘訣とはー。
(取材・写真:白岩 みのり・田中 菜津美)
11団体が参加する関東最大規模の1つにあげられる日本大学学内戦。その代表として本大会出場権を獲得した法学部サッカー部。代表、キャプテン、副キャプテン、マネージャーに話を聞いた。
ーまず、 簡単にチーム紹介をお願いします。
日本大学法学部サッカー部(通称: 日法)は、日本大学法学部唯一の公認サークルです。雰囲気も全体の仲もとても良いサークルです。試合に出てない人は全力で応援してくれて、それに応えようと試合に出る人は頑張るので、チーム全体で戦っている感じが強いです。このチームワークがサークルの自慢です。

ー 普段はどのように練習を行っているのですか?
毎週土曜日に、大宮の日大法学部グラウンドで13時から18時で練習し、月に2回位、飯田橋にある人工芝の小石川運動場で練習しています。
練習内容は、基本的に最初にボール回し、そしてシュート練習をして、その後はずっと紅白戦をしています。プレーヤーは多い時で40人くらい来ます。3,4チーム分作ることができるので、練習は後半に行う試合がメインです。



ー 他サークルに比べて日法はどんな雰囲気だと思いますか?
サークルの雰囲気はゆるく、ゆったりしています。試合中に文句を言ったりすることはないし、PKを外した選手には、気にしすぎないようにみんなでいじるなど、チームの雰囲気はとても良いです。
日大法学部だけのサークルなので、プレマネ関係なく学校生活でも一緒にいることが多く、授業もほとんどサークルの人と受けていて、サークル以外で一緒にいることも、チームの良い雰囲気作りに繋がっていると思います。
サークルの考え方として、「楽しむところは楽しんで、試合には勝つ。」という考え方なので、飲み会なども開催しますが、練習や試合とはメリハリをつけて楽しんでいます。

ー 日法だけの変わった行事やイベントはありますか?
マネ運動会です。毎年7月ごろ、マネージャーが主役の運動会を日大法学部グラウンドで開催します。マネをメインとして、マネが楽しめるような内容をプレが考えます。種目はパン食い競争、借り物競争、二人三脚などで、プレも協力して楽しみます。最後にやる全員でのリレーがとても盛り上がります。

ー マネージャーは普段どんな仕事をしているのですか?
毎回、練習中や試合中に、ドリンク作りやタイムの計測、声掛けをしてくれています。特に、他のチームと違う特別な仕事をしているわけではないですが、試合中は声を出して応援してくれるので、その声援に応えようと頑張れます。



ー 今日もたくさんのマネージャーが来てくれていますが、プレーヤーにとってマネージャーの存在とは?
マネージャーの存在は本当に大きいです。仲がいいからこそ、マネージャーのことは、ちやほやするというよりは、いじったりすることも多いです。
マネージャーは、自分たちがサッカーをするわけではないのに練習や試合に来てくれて、本当に日々感謝しています。その分、勝って喜ばせたいし、一緒に喜びたいと常に思っています。アットホームカップでもマネージャーに1つでも多くの勝利をプレゼントしたいです。

ー マネージャーから代表、キャプテン、副キャプテンはどう見えていますか?
みんないつもかわいいタイプなのに、みんなのことをまとめるとなると本当に責任感が強くて、みんなのことをちゃんと考えてくれているのを感じます。優しいけど言うときは厳しく言ってくれて、頼りがいがあります。これはプレーヤー全員に関して言えることですが、皆普段は心優しいのに、サッカーをしているとすごくかっこよくて、そのギャップにマネージャーはやられています。(笑)


目標はベスト4。チャレンジャー精神を忘れずに。

ー 2月に行われた学内戦の感想を教えてください。
学内戦を行った2月は、新チームとして挑む、最初の大きな大会だったので不安もありましたが、メンバー同士が上手く噛み合って優勝することができたので、自分たちも驚いています。まさか優勝できるとは思っていませんでした。

ー 本戦で是非見てほしい、注目選手は誰ですか?
注目選手一人目は、副キャプテンである、3年生の高嶋将伍選手です。前線とディフェンスをつなぐのがかなりうまい選手です。長谷部のような選手で、日法に長谷部がいる、と思ってください。(笑)
二人目は、3年生の喜納高太朗選手です。この選手が、チームの失点を防いでいるといっても過言じゃないほど、チームの守備の要になっている選手です。
最後の注目選手は2年生の林甲甫選手です。ゴリゴリとボールを前に運び、決定機できちんと決めることができる選手です。日法のストライカーです。

高嶋将伍選手 喜納高太朗選手 林甲甫選手


ー 本戦の意気込みと目標をお願いします
自分たちはずっとIリーグ出場を目標にしていました。しかし今までなかなか本戦に出場できなかったので、やっと出場することができるこの機会を無駄にせず、自分たちはチャレンジャーであるという気持ちを忘れずに戦っていきたいです。目標は、ベスト4以上です。毎試合大切に戦い、1試合でも多く勝って頑張った結果として、ベスト4以上という結果がついてくれば、僕たちとしては1番いい大会になると思います。

日大法学部サッカー部予想フォーメーション


大石       北嶋        森

佐藤     高嶋

米田      喜納     渡邉      高橋

平野
2度目の取材当日はオール日大(学校主催の大学大会)出場をかけた大事な一戦が行われていた。日大1位の力を見せつけ、オール日大への出場権を獲得した。1戦1戦確実に勝利し、喜び合うことで、自慢のチームワークもさらに深まり、10月の本戦に向け、さらなる成長を遂げるだろう。

中央:代表 北嶋 竜也(きたじま たつや)
1995年1月21日生まれ。
静岡県立藤枝東高等学校出身
高校時代、プリンスリーグ東海4位。
高校の時は攻撃もしながら守備もやっていたが大学ではほぼ攻撃メイン。
すべての攻撃は竜也に通ず。攻撃の要。

右:キャプテン 森 健介(もり けんすけ)
1994年6月8日生まれ。
東京農業大学第三高等学校出身
高校時代もキャプテンを務める。足が速く、ドリブルもうまい選手。
シュートチャンスが圧倒的に多く、日法のチャンスメーカー。

左:副キャプテン 高嶋 将伍(たかしま しょうご)
1994年9月9日生まれ。
日本大学三島高等学校出身
高校時代は部員数120人というサッカー部のキャプテンを務める。
高校時代からプレースタイルは変わらず、守備メイン。
持ち前のかっこよさで、女性からの人気も高い。