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2015年4月23日(木) 中央大学体同連フースバルクラブ インタビュー記事
最大のライバルを制し、中央大学学内戦を圧倒的な形で突破した体同連フースバルクラブ。その強さの理由に迫る―――。
(取材・文章:上野澄人 写真:松川茉依)

-圧倒的な強さで学内戦を制しましたが、基本的なチームのスタイルを教えて下さい。
(代表者安齋柊、以下安齋)ポゼッションを重視しています。A, B, Cのどのチームでもそのやり方を徹底出来るようにしています。

-フースバルのマネージャーの仕事ぶりには目を見張る時がありますが、代表者からみてマネージャーの働きぶりなどはいかがですか?
(安齋)プレーヤーが気がつく前にマネージャーが気が付いて、何事も積極的に仕事をしてくれるのでとても助かっています。これからも3年生を中心にマネージャー全体としてさらに良くなっていって欲しいです。

-普段はどのような練習を行っているでしょうか?
(安齋)ポゼッションからのシュート練習から始まって、あとは基本的にゲーム中心に行っています。50分から1時間ぐらいはゲーム形式。その前に練習を1, 2個はさんでからゲームを始めることが多いですね。



-競技志向の強いフースバルだと思いますが、練習に来る人数は毎回どのくらいですか?
(安齋)授業がある時期は人の集まりに差がありますが、春休みような長期の休みのときにはだいたい選手だけで20人~30人ぐらいが集まりますね。



「高校時代のようなきついランメニューも必ず行う」

-年間を通じて他にはない変わったイベントなどはありますか?
9月のマガジン杯の前に2泊3日の練習合宿を行っています。到着日の午後に練習、2日目は午前午後の2部練習、3日目の午後に早稲田の稲穂キッカーズとの練習試合で終えるのが恒例となっています。
合宿中はボールを使った練習以外にも、オールコートでのシャトルランなど、高校時代のようなきついランメニューも必ず行っています。



-タレント揃いのフースバルですが、その中でも注目選手どの選手でしょう?
(安齋)左SHの小林は俊足を活かしてドリブルでサイドを駆け上がることが出来ます。反対サイドの右SH北島も自慢の左足でのドリブルで中へ中へと切り込んでいけます。この両サイドハーフはチームの強みでもあります。
FW2枚の石塚と大和田も注目です。3月のSPRING CUPではチーム総得点13点のうち10点をこの2人が決めました。

-中央大学学内戦の感想は?
(安齋)準決勝でサッカー同好会Aと当たって、その試合で勝てたことがチームにとって大きかったですね。サッカー同好会との試合にかける想いが強かった分、その試合に勝てたことが優勝へとつながったと思っています。



-10月のアットホームカップ本大会の意気込みを聞かせて下さい。
(安齋)自分たちにとって最後の大会になります。もちろん優勝を目指しますが、まずはベスト8を目標にして一戦一戦大切に戦っていきたいです。
取材当日は、昨年のアットホームカップ本大会でベスト4まで勝ち上がった青山学院理工サッカー部との練習試合だった。キャプテン安齋が挙げたように、ポゼッション、FWの得点力が光り勝利を収めていた。10月の本大会に向けてよりチーム力に磨きをかけていくだろう。
体同連フースバルクラブ 予想フォーメーション

大和田      石塚(尚)
 
小林     玉山      丸山       北島

堀内     酒寄       加藤       安齋

塚本 
安齋 柊
1994年5月20日生まれ。
府中9FC、FC府中を経て実践学園高等学校へ進学。DFとして活躍し第91回全国高等学校サッカー選手権大会にも出場。中央大学進学後は、フースバルクラブで下級生時からメンバー入り。2014年、第29期代表に就任。